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 KDDI(au)は2020年3月23日、5G(第5世代移動通信システム)の商用サービスを3月26日に開始すると発表した。データ通信量の上限を設けない、いわゆる使い放題の定額制プランの場合、月額料金は3460円からとしている。

5Gの商用サービスの詳細を説明するKDDIの高橋誠社長
5Gの商用サービスの詳細を説明するKDDIの高橋誠社長
(出所:KDDI)
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 使い放題の基本プランである「データMAX 5G」の月額料金は8650円と「4Gより1000円高い」(高橋誠社長)水準とした。これに2年契約、家族割引、光回線とのセット割引、契約当初のキャンペーンなどを全て適用すると3460円となる。スマートフォン単体で使用する場合はデータ通信量の上限を設けないが、パソコンなどからスマホを介して5G回線をテザリングで利用する場合、データ量は30ギガバイトが上限となる。

 5Gプランのデータ量を巡っては、ソフトバンクは「主要な動画配信サービスやSNSはデータ量にカウントしない」としつつ上限を50ギガバイトとし、NTTドコモは上限を100ギガバイトとしたうえで「終了時期未定のキャンペーンで使い放題」としていた。これに対しKDDIは、条件を設けず使い放題とすることで差異化を図った格好だ。このほかKDDIは、Netflixなど動画配信サービスとのバンドルプラン、データ量の上限が1ギガ~7ギガバイトと小容量の従量プランを用意している。

 5G対応スマホは、3月26日に韓国サムスン電子製の「Galaxy S20 5G」、3月27日にシャープ製の「AQUOS R5G」をそれぞれ発売する。その後2020年5月~7月に、ソニーや中国OPPO、中国シャオミ、中国ZTEなどのスマホ5機種を追加で投入する。

 サービス開始当初の5G対応エリアは全国15都道府県のそれぞれ一部。2021年3月末には1万局、2022年3月末には2万局を超えるとしている。高橋社長は「1万局~2万局超の展開計画の中には新しい周波数もあるし、既存周波数の5G化もある。総務省による法整備を経て、早ければ2020年秋以降にも転用エリアを展開していく」と語り、4G向けの帯域を5G向けに転用することで5Gのエリア拡充を図る考えを示した。