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 NTTドコモが格安スマホ向けの回線貸出料金「パケット接続料」について、前年度比6%減の月額49万3115円(レイヤー2接続、10Mビット/秒当たり)とする方向で調整していることが、日経クロステックの取材で2020年3月26日までに分かった。確定値を近く公表する見通し。

 冒頭の接続料は2019年度適用分。2018年度適用分は前年度比5%減だったので、今回も前年度並みの低減率にとどまった。総務省は2020年度から「将来原価方式」と呼ぶ新たな算定方法を取り入れた。これに基づくドコモの2020年度適用分の接続料は前年度比16%減の月額41万4368円となるもようだ。

NTTドコモのパケット接続料(レイヤー2接続、10Mビット/秒当たりの月額)の推移。2015年度適用分は2016年8月の改定後のもの。カッコ内は前年度比増減率、▲はマイナス
NTTドコモのパケット接続料(レイヤー2接続、10Mビット/秒当たりの月額)の推移。2015年度適用分は2016年8月の改定後のもの。カッコ内は前年度比増減率、▲はマイナス
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 接続料の低廉化により、格安スマホ事業者の費用負担は軽くなる。ただし、格安スマホ事業者は薄利多売でサービスを展開しており、接続料の低減分をそのまま通信料の引き下げに反映できるほどの余裕はない。大容量プランにおける単価の引き下げが中心になるとみられる。