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 KDDI(au)は2020年3月30日、LPガス事業者に向けたガスメーターの遠隔検針サービス「KDDIガスプラットフォームサービス」を4月1日に開始すると発表した。価格は通信モジュール1台当たり月額130円から。

 同サービスは通信モジュールとLPWA回線、クラウドサービスから成る。セルラーLPWAの一種であるLTE-M方式の通信モジュールを契約世帯のガスメーターに外付けして、KDDIのクラウドサービスに検針値を1日1回送信する。通信モジュール1台に対して最大3台のガスメーターを接続できる。電源は内蔵のバッテリーのみで、「ガスメーター1台接続時であれば電池交換が約10年間不要」(KDDIの落合孝之ビジネスIoT営業推進部長)。

 ガス事業者の担当者はWebブラウザーで各契約世帯の検針値を確認できる。また、KDDIなど携帯大手3社が提供するメッセージングサービス「+メッセージ」を使って、個々の契約世帯に月々の利用料を通知したり、定期点検の候補日を複数提示して契約者に選んでもらうメッセージを送受信したりできる。

 第1号ユーザーとして、三愛石油が2020年5月から関東・中国・九州の約1万世帯を対象に同サービスを導入する。三愛石油グループの全LPガス契約の約1割に相当し、今後数年かけて順次導入規模を広げていく。「検針だけでなく遠隔での開閉栓の作業などができること、+メッセージをはじめとするauのサービスとの連携機能などに期待している」(三愛石油の宮原潤ガス販売部販売課長兼ガス保安技術室長)とする。