PR
無料セミナー
接触確認アプリ、本当に使う?~公益のための個人データ活用とは 6/8 18時

 日立製作所は2020年4月1日、セキュリティ事業統括本部に「デジタルトラスト推進部」を新設し、デジタルトラスト事業を強化する。顧客企業の製造現場などで規程通りに生産活動が行われたことを検証したり証拠となるデータを保管したりするサービスなどを提供してサプライチェーンの信頼性を高める。

日立のデジタルトラストに関するWebサイト
日立のデジタルトラストに関するWebサイト
(出所:日立製作所)
[画像のクリックで拡大表示]

 デジタルトラスト推進部は当初20人ほどの規模で発足する。同社はこれまで画像処理などの技術を使って顧客企業の製造工程の異常を検知するシステムなどを提供してきた。これらの技術を基に生産活動が規程通りに行われたかを検証できる「適合性検証システム」や、製品の検査データなどをデジタルの証拠として保存して信頼性を確認できる「トラストストア」を提供する。

 海外では欧米を中心にネットワークにつながるデジタル機器などのセキュリティー要件を強化しており、要件を満たさない企業の製品やサービスは世界のサプライチェーンからはじき出される恐れがある。

 同社はデジタルトラストがセキュリティーの確保を含む概念と位置づけている。内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)に参加し、政府と協力してサプライチェーンの信頼性を高めるための研究開発や実証事業を進めている。2020年度中に製造業向けの関連ソリューションを提供して「信頼チェーンの構築」を目指すという。