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 独Infineon Technologies(インフィニオン)は、2端子D2PAKパッケージに封止したSiC(炭化ケイ素)ショットキー・バリアー・ダイオードを6製品発売した(ニュースリリース)。耐圧は+1200Vである。第5世代のSiCダイオード技術「CoolSiC G5」で製造する。一般的なD2PAKパッケージのミドル端子を取り除いて、2端子構成を実現した。沿面距離は4.7mm、空間距離は4.4mmである。一般的なD2PAKパッケージ封止品と比較すると、「安全性に関するマージン(余裕度)を広げられる」(同社)という。産業機器の電源回路や、充電ステーション、無停電電源装置(UPS)、太陽光発電用インバーター装置などに向ける。

2端子D<sup>2</sup>PAKパッケージに封止したSiCダイオード。
2端子D2PAKパッケージに封止したSiCダイオード。
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 最大順方向電流(IF)の違いで6製品を用意した。2Aの「IDK02G120C5」と、5Aの「IDK05G120C5」、8Aの「IDK08G120C5」、10Aの「IDK10G120C5」、16Aの「IDK16G120C5」、20Aの「IDK20G120C5」である。例えば、最大順方向電流2AのIDK02G120C5の特性は以下の通り。総電荷量は14nC。ピーク順方向サージ電流(IFSM)は37A。逆方向電流(IR)は1.2A。端子間容量(CT)は182pF。パッケージの許容損失(Ptot)は75W。動作温度範囲は−55〜+175℃である。

 6製品いずれも、すでに販売を始めている。価格は明らかにしていない。