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 TISが提供するリモートアクセスサービス「RemoteWorks」は、不具合によって2020年4月13日から5月末まで停止されることになった。この原因となった不具合の1つは、ログイン画面に別の利用企業が設定したユーザーIDが表示されることだと、日経クロステックの取材によって4月20日までに明らかになった。同社は当初、原因は調査中としていた。

 RemoteWorksはテレワークなどで、社外から会社のパソコンにアクセスするときに使う。アクセスするときは最初にWindowsのログイン画面が表示されるが、TISの広報によれば「ログイン画面に第三者のユーザーIDとみられる情報が含まれるエラーメッセージが表示されたという報告を利用者から受けた」という。同社は4月20日時点でこの不具合を確認できていないが、利用者からの報告を基に調査を進めている。ユーザーIDは利用企業の管理者が設定し、利用者の名前などが登録される。

 TISは、この不具合の解消と利用者数の急増に伴うサービス基盤の増強のためにサービスを停止したとしている。停止期間が5月末までと長期間になった理由については、「調査に必要な工数などから仮説を立てた結果」(広報)という。また新型コロナウイルス対策で利用者が急増する中、サービスを停止したことによる利用企業への補償については、「個別の状況に応じて真摯に対応していく」(広報)と話す。