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 アイリスオーヤマは、国内で計画中の不織布マスク生産能力を増強する。角田工場(宮城県角田市)で準備を進めているラインの生産能力を1億5000万枚/月に増やす。稼働開始予定は2020年7月。同年3月31日に発表した計画では、6000万枚/月だった。

 日本政府の要請を受けて、能力増強を決めた。「国内投資促進事業費補助金」を活用し、設備投資を拡大する。さらに、原料となる不織布の価格が高騰していることから、角田工場内に不織布の生産設備を新たに導入し、内製化率を高める。中間層フィルターとして用いるメルトブロー不織布と、内側および外側に用いる単層不織布のスパンボンド不織布の両方を生産する。「中国1国に依存する供給体制を見直す」(同社)。新たに100人を雇用する。投資額は約30億円。

アイリスオーヤマのマスク(出所:アイリスオーヤマ)
アイリスオーヤマのマスク(出所:アイリスオーヤマ)
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 同社は従来、国内向けマスクを中国の大連工場と蘇州工場で生産していた。現在の中国における生産能力は8000万枚/月である。角田工場の稼働で、国内向けマスクの生産能力は計2億3000万枚/月になる。

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