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 中国Huawei Technologies(ファーウェイ)は2020年4月16日、China Telecom(中国電信)深セン支社と連携して、マクロ基地局と電柱などに設置可能な小型基地局の組み合わせによる、大規模3Dネットワーク構築を進めていることを発表した(Huaweiのニュースリリース)。Cバンド対応小型基地局「5G Book RRU」を数百基、街に配備することで実現する。

電柱に設置された小型商用基地局「5G Book RRU」
電柱に設置された小型商用基地局「5G Book RRU」
出所:Huawei
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 この小型で軽量な5G Book RRUは、さまざまな場所に簡単に設置できることから、新たなマクロ基地局の建設が難しい場所で、効率的にネットワーク容量の増設やカバレッジ改善が図れる。住宅地や都市部、高級住宅地や裏通りの路地などにおいて、建物の壁や街灯、街頭監視カメラや電柱に取り付ける。こうすることで迅速な5Gサービス展開を可能にし、カバレッジホールを解消、通信の混雑状況を改善する。

 China Telecom深セン支社では2019年12月、この4T4R(4送信、4受信)アンテナ搭載の5G Book RRUを実際の街に設置して検証を実施した。このネットワークにて、Huaweiの商用スマートフォン「Mate30 Pro」で、下りリンク時速度1.2Gビット/秒(帯域幅100MHz)を確認した。通りから150~200m離れた場所や、地上から50~100mの建造物の屋内でも十分なカバレッジが確保できるとしている。

5G Book RRUを使ったデータ通信速度試験の様子
5G Book RRUを使ったデータ通信速度試験の様子
出所:Huawei
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 両社は、今後もこの5G Book RRUを、学校やオフィスビル、オフィス街、観光名所などに設置することで、カバレッジ、通信容量を拡充し、マクロ基地局を補完していくという。