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 日本オラクルは2020年5月8日、同社「Oracle Cloud(東京リージョン)」とマイクロソフト「Microsoft Azure(東日本リージョン)」の相互接続開始を発表した。両クラウドを低遅延で接続し、日本の顧客のマルチクラウド活用を支援したい考えだ。グローバルでは既にアッシュバーン、バージニア、トロント、ロンドン、アムステルダムで相互接続を提供済み。アジア地域では今回の東京が初となる。

相互接続でマルチクラウド活用を後押し
相互接続でマルチクラウド活用を後押し
(出所:日本オラクル)
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 両クラウドを相互接続したうえで、IDとアクセス管理の統合を実施。「Azure AD(Active Directory)とOracle Cloudの認証機能を連携し、シングルサインオンを可能にした」(日本オラクル クラウド事業戦略統括の佐藤裕之ビジネス推進本部長)。

 両クラウドの活用パターンは2つ考えられる。1つは、システムごとにクラウドを使い分け、両システムを連携するパターン。例えばOracle Cloud上に構築した基幹システムと、Azure上のデータウエアハウスを閉域網を介してデータ連携する。

 もう1つのパターンは、両クラウドのサービスを連携し1つのシステムとして組み上げる。Azure上でアプリケーションを開発、そこからOracle Cloud上のデータベースマシン「Oracle Exadata」を利用するような形態である。佐藤本部長は「オンプレミス環境にあるExadataをクラウド化したいという声は少なくない。一方でAzureも使っていきたいというユーザーもあり、そうしたニーズに応えられる」と説明する。