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 ベネッセホールディングスとソフトバンクの共同出資会社であるClassi(クラッシー)が提供するオンライン教育サービス「Classi」がつながりにくい状況が続いている。同社はサービス遅延の原因究明と復旧作業を進めているが、2020年5月12日午後4時の時点でもWebブラウザーやスマートフォンのアプリによる一部機能が利用しづらい状態となっている。

 Classiは中高生向けの学習コンテンツ配信や学習記録の管理を担う、教育機関向けのサービス。2500校以上で116万人が利用しているとされる。新型コロナウイルスによる影響で利用者が増える中、ゴールデンウイーク明けの5月7日ごろから断続的にサービスの遅延が発生。TwitterなどのSNS上で、Classiの利用者とみられる投稿者から「ログインできない」「課題を受け取れない」「授業の動画が見られない」といった報告が相次いでいる。

 サービス遅延が発生している原因について「日常的なアクセス数の増加と特定の時間への集中により、つながりにくい事象が起きていると考えている」(Classi広報)という。通常時は生徒が登校していたので日常的に利用されていなかった「先生からの投稿を生徒・保護者の方々が閲覧する」「アンケート機能を利用した健康・検温調査」などの機能が多く使われていることもアクセス増の要因の一つのようだ。

 同社は現在、サービスの保守運営要員を増やして問題の分析と改善に取り組んでいるという。「データ分析の専門家を配置し、アクセスログやデータの流れを分析しながら処理の最適化や改修作業などを行っている」(広報)。中長期でも新たに対策チームを立ち上げ、日々の不具合改善と並行して対策を進めていくとする。