ホンダが開催した2020年3月期(2019年4月~2020年3月)の決算発表において、同社社長の八郷隆弘氏は、電気自動車(EV)「Honda e」と自動運転レベル3対応車種について、「両方とも(2020)年内に発売に結び付けられればいい」と語った(図1、2)。

図1 ホンダ社長の八郷隆弘氏
図1 ホンダ社長の八郷隆弘氏
2019年5月に撮影したもの。(撮影:日経クロステック)
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図2 ホンダの電気自動車「Honda e」
図2 ホンダの電気自動車「Honda e」
2019年の東京モーターショーに出品したもの。(撮影:日経クロステック)
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 同氏はまた、レベル3の自動運転技術について「高速道路での限定された条件下でのアイズオフという技術は確立できた」と明かした。「現在発売に向けて社会の受容性がどうか、お客様にどう正しく性能を理解していただいてお使いいただくかということで、訴求の仕方、販売の方法を検討しているところ」とした。

 一方、Honda eについては「欧州で昨年(2019年)の9月から受注を開始しており、今年(2020年)中の発売を予定しているところ」と明かした。「両方とも、新型コロナウイルスの感染拡大で一部部品の供給に対して懸念がある、最終確認の遅れがあるということから、遅れる可能性がある。(2020)年内に何とか発売に結び付けられればいい」と率直に語った。