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メタデータで出力可能

 今回の開発品は、推論結果をメタデータとして出力できる。データ形式は、実装する推論モデルに依存するものの、基本的にテキストデータだという。例えば、「犬」と画像認識すれば「dog」を、位置認識であれば座標データを出力する。従来のRGB/YUVの画像や、特定領域だけを切り出したROI画像など、ユーザーの要望や用途に応じて出力データの形式を選択できる。

出力形式を選択できる
出力形式を選択できる
(図:ソニー)
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 ロジック回路部のメモリーは8MバイトほどのSRAMで、推論モデルや重み付けのパラメータなどを格納する。同メモリーに格納する推論モデルなどを変えることで、1台のカメラで、設置位置や状況、時間などの状況に応じて使い分けられる。例えば、店舗において、複数の同じカメラを設置し、入り口では入店者数のカウント、棚であれば欠品の検知、天井であれば来店者のヒートマップの生成といった具合に使い分けられるとう。なお、ロジック回路部は22nm世代の製造プロセスで作製した。

 ベアチップ品の「IMX500」とパッケージ封止品の「IMX501」を用意。サンプル出荷時期はそれぞれ、2020年4月、同年6月。サンプル価格はそれぞれ1万円(税抜き)と2万円(税抜き)である。

1種類のカメラで複数用途に利用できる
1種類のカメラで複数用途に利用できる
図は小売業界での利用例(図:ソニー)
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