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 独Infineon Technologies(インフィニオン)は、オン抵抗(ゲート-ソース間電圧が+10Vのときの最大値)が0.65mΩと低い+40V耐圧のnチャネル型MOSFET「IRF40SC240」を発売した(ニュースリリース)。同社のMOSFETファミリー「StrongIRFET」に含まれる製品だ。パッケージには、実装面積が10.1mm×15.2mm(端子部を含む)の「D2PAK 7pin+」を採用した。

 一般的な「D2PAK 7pin」に比べると、内蔵するMOSFETダイの面積を最大で20%増やせるという。このため、オン抵抗を低減すると同時に、扱える電流量を増やすことが可能になった。最大ドレイン電流は、連続時に360A、パルス時に1440Aである。同社従来品に比べると、オン抵抗は最大13%減、最大ドレイン電流は最大50%増という。バッテリーで駆動する電動工具のほか、バッテリー・マネジメント・システムや低電圧のモーター駆動機器などに向ける。

オン抵抗が0.65mΩと低い+40V耐圧のMOSFET
オン抵抗が0.65mΩと低い+40V耐圧のMOSFET
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 ゲートのしきい値電圧は最小値が+2.2V、最大値が+3.7V。全ゲート電荷量は366nC(標準値)。出力電荷量は101nC(標準値)。入力容量は18000pF(標準値)。出力容量は2900pF(標準値)。帰還容量は2000pF(標準値)。ゲート抵抗は2.2Ω(標準値)。ターンオン時の遅延時間は23ns(標準値)で、ターンオフ時は197ns(標準値)。立ち上がり時間は75ns(標準値)、立ち下がり時間は114ns(標準値)である。動作温度範囲は−55〜+175℃。接合部とケース間の熱抵抗は0.36℃/W(最大値)である。

 このほか、D2PAK 7pin+に封止した+60V耐圧のMOSFETを2製品発売した。ゲート-ソース間電圧が+10Vのときのオン抵抗が1.3mΩ(最大値)の「IRF60SC241」と、1.5mΩ(最大値)の「IRL60SC216」である。どちらもnチャネル型。連続時の最大ドレイン電流はIRF60SC241が360A、IRF60SC241が324Aとどちらも大きい。

 すでに3製品すべて販売を始めている。価格は明らかにしていない。