KDDIと渋谷未来デザイン、渋谷区観光協会など50社・団体で組成する「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」は2020年5月15日、自宅から様々なイベントを開催したり参加できたりできる機能を備える、渋谷区公認の配信プラットフォーム「バーチャル渋谷」を5月19日から開設すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、経済活動や文化活動が制限されるなか、テクノロジーを活用してエンターテインメント活動を継続できるようにする。

 バーチャル渋谷では、主に2つの体験を無料で提供する。1つはバーチャルイベント会場となる「バーチャル渋谷」での催しだ。利用者は自宅から、スマートフォンやパソコン、VR(仮想現実)機器によりイベントに参加。自身のアバター(分身)を使って会場内を自由に動き回りながら、他の参加者と空間を共有できる。イベント会場は、現実の渋谷の風景にバーチャルならではの演出や装飾を加えた。

渋谷を模したイベント会場「バーチャル渋谷」。利用者はアバター(分身)を使って会場内を自由に動ける
渋谷を模したイベント会場「バーチャル渋谷」。利用者はアバター(分身)を使って会場内を自由に動ける
(出所:KDDI)
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 もう1つは、同プロジェクトがこれまで渋谷で提供してきた「AR(拡張現実)アート」などのXRコンテンツの体験である。現実の渋谷の街とつながったもう1つの渋谷を回遊しながら、多様なコンテンツを体験できる。XRコンテンツは「2つの渋谷」の同じ場所で、同一のコンテンツを提供する。バーチャル渋谷の利用に当たっては、利用者はクラスター社によるバーチャルイベントプラットフォーム「cluster(クラスター)」のアカウントを作成し、専用アプリをインストールする必要がある。