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 愛媛県は新型コロナウイルス感染症の軽症患者に対する健康観察に、メッセージアプリのビデオ通話を導入した。医療従事者が患者と至近距離で接触する頻度を減らすことで、医療従事者への感染リスクを減らす。ワークスモバイルジャパンが提供するメッセージアプリ「LINE WORKS」を導入し、2020年4月23日に運用を始めた。ワークスモバイルジャパンが2020年5月18日に発表した。

 健康観察の対象は愛媛県が手配した宿泊療養施設に入所している軽症患者。LINE WORKSのビデオ通話機能を活用して健康観察を1日3回実施する。患者のスマートフォンに同アプリをインストールし、部屋ごとに割り振ったIDでログインしてもらい、医師や看護師と連絡を取る。同県は宿泊療養施設にアプリのインストール方法などのマニュアルを配布したほか、スマートフォンを持っていない患者には専用タブレット端末を貸し出す。

 愛媛県はこれまで、医療従事者が患者の宿泊療養施設を訪れて健康観察を実施していた。今後は「特段の事情がなければ、原則としてオンラインの健康観察を継続していく」(愛媛県)方針としている。操作が容易である点、健康観察専用のIDを作成するため患者のプライバシーに配慮できる点、県の担当者が入居者のIDを管理しやすい点などからLINE WORKSの採用を決めた。