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 住友商事とNECは2020年5月25日、5Gアンテナや無線LANのアクセスポイント、エッジコンピューター、カメラ、サイネージなどを搭載した「スマート街路灯」を2020年6月末頃までに西新宿エリアに試行設置すると発表した。通行者に情報提供を行うほか、災害など非常時における活用の可能性も探る。将来的には都内全域への展開を目指す。

スマートポールの設置予想図
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スマートポールの設置予想図
(出所:住友商事)

 検証では、来訪客に向けた街のアピールや、警察・消防の誘導などに街路灯を使う予定だという。災害が発生した場合は避難情報や交通情報の提示に切り替わり、スピーカーやサイネージで告知する。また、搭載のカメラとエッジコンピューターで人流解析も実施する。解析では、プライバシーの観点から通行者個人が特定できないよう統計情報のみを用いる。

 試行設置するのはNECのスマート街路灯2台で、それぞれ種類が異なる。1つは複数の通信事業者が同じ5Gアンテナを共用する「5G共用アンテナシステム」を搭載したもの。もう1つは各事業者が個別にアンテナを用意するシステムである。5G共用アンテナシステムの本格稼働は2021年3月を目指している。

各モデルの搭載機能
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各モデルの搭載機能
(出所:住友商事)