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 政府は2020年5月26日、新型コロナウイルス対策に使う「接触確認アプリ」の仕様書を公開した。仕様が確定していない「調整事項」も明記しているが、調整事項を除いた機能を実装し、2020年6月中旬をめどにリリースする計画だ。開発事業者は「調整中」(厚生労働省の担当者)という。

 仕様書は全23ページで、米アップル(Apple)と米グーグル(Google)が開発したAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を利用するとした。同APIはBluetoothを使って端末間の接近距離や接触時間を測定する機能などを提供する。また仕様書では電話番号など個人が直接識別される可能性のある情報を取得しないとした。

 調整事項は全接触回数を表示する機能である。APIの技術面と規約面の双方から実現可能性を精査中で、別途仕様を整理するとした。厚労省が開発する新型コロナ感染者の情報を一元管理する新システムである「新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS)」との連携については、仕様書の範囲外として記載しなかった。調整事項の機能や明記していないこれらの機能は最初のリリース時に含まれない可能性があるという。