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 中国ZTEは2020年5月18日、中国China Mobile(中国移動)広東支社と協力して、ZTEのクラウドベース5Gネットワーク運用管理システム「ZENIC ONE」を中国広東省に大規模展開したと発表した(ZTEのニュースリリース)。

出所:ZTEのTwitter
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 ZENIC ONEシステムは、クラウドネイティブのマイクロサービス(複数の小規模サービスをソフトウエアで連携して運用管理するサービス)技術をベースに、次世代の基地局制御管理システムを採用して、約30万のネットワーク装置の一元管理を実現する。PTN(Packet Transfer Network、パケット伝送ネットワーク)、SPN(Slicing Packet Network、スライスパケットネットワーク)、IPRAN(IP-based Radio Access. Network、IPベースの無線アクセスネットワーク)、OTN(Optical Transport Network、光伝送ネットワーク)といった、さまざまなタイプの転送ネットワークに対する高い拡張性を持つ規模管理を可能にする。

 ZENIC ONEは、ツール類やアプリケーション類の制御管理用にAIやビッグデータを活用。装置類からのリアルタイムな運用情報を収集し、AIでデータを解析することで、ネットワーク運用状況監視を行う。これにより、ネットワーク障害の迅速な検知とその修復も可能となり、運用管理効率を著しく改善できるようになる。

 China Mobile広東支社では、2019年7月から、ZENIC ONEをクラウド環境に導入することで、既存のネットワークの中央制御による解析、管理を実施している。今回の大規模導入により、今後は15万台のPTN装置を一元管理していくとしている。