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 インテルは2020年5月27日、ノートPCおよびデスクトップPC向けの「第10世代Core vProプロセッサー」についてオンライン説明会を開き、製品の特徴や国内での導入事例を紹介した。2020年夏より、国内外のPCメーカーから同プロセッサーを搭載したPC製品が登場予定となっている。

第10世代Core vProプロセッサーの特徴
第10世代Core vProプロセッサーの特徴
(出所:インテル、以下同じ)
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「ニューノーマル」に求められる機能を網羅

 インテル日本法人の取り組みについては、執行役員パートナー事業本部本部長の井田晶也氏が説明した。「コロナ禍は沈静化していくことに期待したいが、働き方は大きく変わる。長時間労働など日本固有の課題に取り組んでいく」と語った。

 インテルでは2011年の東日本大震災で当時のつくば本社が10カ月間機能しなかった経験を踏まえ、在宅勤務の体制を整備。現在は従業員の95%が在宅で勤務し、「緊急事態宣言の解除後は、段階的にオフィス勤務とリモート勤務のバランスを取っていく」(井田氏)とした。

 米国で2020年5月13日(現地時間)に発表した第10世代Core vProプロセッサーについては管理機能やセキュリティー、接続性の強化を特徴に挙げた。リモート管理機能ではデバイスを非接触で管理できることを例に、「ニューノーマルで求められる機能を網羅した、いまの時代に向けたプロセッサーだ」(井田氏)と位置付けた。

ハードウエアセキュリティーや「Wi-Fi 6」に対応

 新製品の特徴については、技術本部部長工学博士の安生健一朗氏が説明した。vProプラットフォームの特徴として「パフォーマンス」「セキュリティー」「安定性」「運用管理性」の4点を挙げた。

vProプラットフォームの特徴
vProプラットフォームの特徴
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 セキュリティー機能としては「ハードウェア・シールド」を搭載。CPUに負荷をかけることなく脅威を検出できるアクセラレーション機能やBIOSレベルの保護が特徴になる。第8世代プロセッサーでは一部モデルのみの対応だったが、第10世代では全モデルに拡大した。

インテル ハードウェア・シールド
インテル ハードウェア・シールド
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 パフォーマンスは3年前のCore i7搭載ノートPCとの比較でベンチマークソフト「SYSmark 2018」のスコアで最大40%高速化したという。最新の無線LAN規格「Wi-Fi 6」にも対応し、セキュリティーやスループットの向上によりビデオ会議に最適とした。

 第10世代Core vProプロセッサーの製品構成はすべて「Core i5」以上で、モバイル向けとデスクトップ向けを展開する。起動時間やバッテリー駆動時間の向上を図る「Project Athena」ベースのノートPCについても、vProプロセッサーを搭載したモデルが今後登場する見込みとした。