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 九州電力は2020年5月29日、長期化していた電気料金関連のシステム障害が解消したと発表した。2020年4月までに実施したプログラム改修や誤ったデータの修正などの対策により、2020年5月は料金確定の遅延や誤請求が発生しなかったことを確認した。今後もシステムを安定稼働できる見通しが立ったという。

システム障害に関する最新状況を報告した九州電力の自社Webサイト
システム障害に関する最新状況を報告した九州電力の自社Webサイト
出所:九州電力
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 システム障害は2020年1月8日から、送配電ネットワークの利用料金を計算する託送料金計算システムや関連システムで発生した。電気料金の確定が遅れ請求書の送付が遅延したり、推定料金に基づく誤請求が発生したりする事象が2020年4月まで続いた。影響を受けた最終的な請求件数は、法人と個人を合わせた需要家向けが94万3789件、小売電力事業者が5万6865件で、合わせて100万件を超えた。

 九州電力は詳細な原因分析の結果や再発防止策を取りまとめて、電力・ガス取引監視等委員会に提出した。今回の事態を重く受け止め、再発防止に努めていくとした。