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 AGCは2020年6月3日、ドコモと共同で5G対応のガラスアンテナ「WAVEATTOCH」を開発したと発表した。建物の窓ガラスに内側から取り付け、天井裏に格納した無線装置とはケーブルで接続する。ドコモの5Gネットワークの拡大と連動して、同年内に都市部を中心に全国での展開を予定している。

開発したWAVEATTOCH
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開発したWAVEATTOCH
(出所:AGC)

 対応周波数帯はドコモが5Gで使用する3.6G~3.7GHzと4.5G~4.6GHzで、通信範囲は約100~200m。ビルの低層階などへの取り付けを想定する。同社は2018年にLTE周波数帯(3.5GHz)のガラスアンテナを開発していたが、今回、5Gに対応した。5G対応のガラスアンテナは世界初だという。今回は電波の指向性が高い製品を開発したが、より広い角度に発信可能なワイドビームタイプも2021年3月末までの開発完了を見込んでいる。

 景観に考慮し、従来は黒色だった支持部材や給電コネクターのカバーを透明にした。サイズは横843mm縦185mmで、重さは約2kg。

従来製品との比較
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従来製品との比較
(出所:AGC)