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 ホンダが2020年6月8日から世界的な大規模システム障害を起こしている件で、同社が原因を「サイバー攻撃と認識している」(広報)ことが分かった。2020年6月10日に日経クロステックの取材に応じた。サイバー攻撃のなかでもランサムウエアが原因ではないかとする見方については「詳細は公表しない」(同)とした。

 6月10日現在、オフィス系のシステムと国内工場は復旧している。海外ではトルコ工場は稼働しているものの、米国オハイオ州の工場やインドの二輪工場、ブラジルの二輪工場など一部の海外工場がシステム障害の影響で停止している。「工場が先に狙われたのかどうかは公表しない」(同)。

 ホンダは6月9日に有給休暇の取得を奨励したが、6月10日は通常勤務に戻した。今回のシステム障害に伴う生産や販売への影響は「最小限」(同)で業績にはほぼ影響ないとする。このシステム障害に関する報道発表は現段階で予定していないという。