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 データ解析支援サービスのFRONTEO(フロンテオ)は2020年6月12日、児童虐待の兆候をAI(人工知能)によって検知するソリューションの提供を始めたと発表した。児童相談所の相談記録や面談記録などのテキストデータをAIが解析し、早期に対応が必要な案件の優先順位を付けることができるという。

FRONTEOが提供するソリューションのイメージ
FRONTEOが提供するソリューションのイメージ
(出所:FRONTEO)
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 独自開発のAIエンジン「KIBIT(キビット)」を活用。過去に実際に児童虐待と認定されたときの記録や、児童相談所で虐待を担当する児童福祉司らの判断軸をAIに学習させたという。同社は同ソリューションを自治体や児童相談所へ導入することを目指す。

 厚生労働省によると、全国212カ所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は2018年度に15万9850件で過去最多となった。一方で、児童福祉司は人手不足が深刻化しており、FRONTEOは「AIを使ったソリューションによって児童福祉司の業務を効率化し、課題解決につなげたい」(広報)としている。