初のAI処理に最適化したFPGA

 新製品のFPGAであるStratix 10 NXは「Intel初のAI処理に最適化したFPGA」だという。これまでのStratix 10製品と同じく14nmプロセスで製造する(関連記事:「世界最大規模のFPGA」、米インテルが出荷開始)。既存のStratix 10 MXと同じく、新製品のStratix 10 NXは3次元実装DRAMの「HBM(High Bandwidth Memory)」を混載するが、Stratix 10 MXよりも推論処理向けの8ビット整数演算能力が15倍高いという。Stratix 10 NXでは「AI Tensor Block」と呼ぶニューラルネットワーク処理に特化した回路を備えることが効いている。既存のStratix 10 MXでは汎用的な回路のDSPブロックで対応していた。

Stratix 10 NXの概要
Stratix 10 NXの概要
出荷開始は2020年下期の予定。Intelのスライド
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「AI Tensor Block」と呼ぶニューラルネットワーク処理に特化した回路を備えることがStratix 10 NXの特徴
「AI Tensor Block」と呼ぶニューラルネットワーク処理に特化した回路を備えることがStratix 10 NXの特徴
Intelのスライド
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 新製品のSSDであるD7-P5500/P5600は、TLCの3次元NANDフラッシュを使う。前世代品に比べてレイテンシーが最大40%低減し、最大で性能が33%向上したという。新製品の相変化メモリーモジュールのOptane Persistent Memory 200 Seriesのソケット当たりのメモリー容量は最大4.5Tバイト。前世代品と比べて転送帯域幅が平均25%拡大した。また、競合製品と比較して225倍以上のアクセス速度を持つという。

新製品のSSDである「D7-P5500/P5600」の概要
新製品のSSDである「D7-P5500/P5600」の概要
出荷開始は2020年6月18日(米国時間)。Intelのスライド
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新製品の相変化メモリーモジュールである「Optane Persistent Memory 200 Series」の概要
新製品の相変化メモリーモジュールである「Optane Persistent Memory 200 Series」の概要
出荷開始は2020年6月18日(米国時間)。Intelのスライド
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