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 オムロンは2020年7月1日、FA技術の展示・実証拠点「オートメーションセンタ」(ATC)のうち国内3カ所でリモート対応を始める(図1・2、ニュースリリース)。新型コロナウイルスの感染防止のために試験的にリモート対応を取り入れていたが、今回、品川区と愛知県刈谷市、滋賀県草津市の3拠点で本格化する。ユーザーは離れた場所からATCを見学し、オムロンからソリューションの提案を受けられる。

図1:ユーザーによるリモート参加
図1:ユーザーによるリモート参加
(出所:オムロン)
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図2:ATCからの中継
図2:ATCからの中継
(出所:オムロン)
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 ATCは、人工知能(AI)やIoT(Internet of Things)、ロボティクスといった最先端技術に20万種類以上の制御機器を組み合わせて提案する施設(関連記事1、関連記事2)。デモ機の体験やアプリケーション開発の他、解決策の実現に向けた実証や共同検証、さらにはユーザーが各種機器を導入する際の技術トレーニングも実施している。2011年から世界各地に設置を進めており、現在は37カ所を構える。

 リモートでATCを利用したいユーザーは、事前に予約した上でオンライン会議ツールでATCと接続する(図3)。オムロン側からは「ATCエキスパート」と呼ばれる技術担当者に加えて、開発・生産・営業担当者やフィールドアプリケーションエンジニア(Field Application Engineer:FAE)も参加。「専門スキルと豊富な経験を持つスペシャリストチーム」(オムロン)が、ソリューションの提案からユーザーによる体験、実証、技術トレーニングまでをワンストップで提供する。

図3:リモートによるATC活用のイメージ(出所:オムロン)
図3:リモートによるATC活用のイメージ(出所:オムロン)
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 対面の場合、ユーザーは1回につき1カ所のATCしか利用できないが、リモートなら1度の打ち合わせの中で複数の拠点との接続が可能。移動時間や距離を気にすることなく、装置やアプリケーションを体験できる。

 同社は今後、従来の対面での対応とリモート対応を組み合わせてATCの業務を展開し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進。顧客との一体感を高め、製造現場の課題を図るという。