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 独Infineon Technologies(インフィニオン)は、車載/産業/通信用途に向けたNORフラッシュメモリーの新製品「Semper Secure」ファミリーを発表した(ニュースリリース)。米Cypress Semiconductor時代に開発された、機能安全性を担保したNORフラッシュメモリー「Semper」に(関連記事:初のASIL B準拠・ASIL D対応の車載向けNORフラッシュ、サイプレスで披露)、各種セキュリティー機能を加えたのが新製品のSemper Secureである。

「Semper Secure」の概要
「Semper Secure」の概要
Infineonのスライド
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 新製品の報道機関向けオンライン発表会で説明に当たったのは、Semperのリアル発表会(2018年6月に日本で実施)にも登壇したSam Gaha氏である(現在は、米Infineon Technologies LLCのCEOでメモリー事業の責任者を務める)。同氏によれば、ADASやPLCシステムなどにおいて、NORフラッシュメモリーがサイバーアタックなどの攻撃対象になるケースが増えているという。NORフラッシュにはブートコードやシステムパラメーターなどシステムの動作に重要なデータが格納されているためだろう。またSoCの製造プロセスが微細化すると、チップ内部にフラッシュメモリーが作れないため(現在は28nmが限界)、フラッシュメモリーを外付けするケースが増えている背景もある。外付けフラッシュメモリーはSoC集積のフラッシュメモリーよりも攻撃されやすい。

NORフラッシュメモリーがサイバーアタックなどの攻撃対象になるケースが増えているという
NORフラッシュメモリーがサイバーアタックなどの攻撃対象になるケースが増えているという
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製造プロセス微細化で、フラッシュメモリーの外付けが増える
製造プロセス微細化で、フラッシュメモリーの外付けが増える
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