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 Certus-NXのオンライン発表会を報道機関向けに開いた日本法人のラティスセミコンダクターによれば、「大手FPGAメーカーは大規模品の開発に注力しており、我々が得意とする小規模品では新たな製品が市場投入されていない」という。実際、Latticeが新製品の競合として挙げた大手2社の製品はいずれも2011年に発売されたものだ。それらと比較して、新製品の大きさ(パッケージサイズ)は1/3、I/O密度(1mm2当たりのI/O端子数)は2倍、差動I/Oのスピードも高いとする。また、新製品の消費電力は、これらの大手2社の競合品比で1/4に抑えられるという。

大手2社の競合品と比較
大手2社の競合品と比較
Latticeのスライド
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 新製品は、Nexusベース第1弾のCrossLink-NXと同様に、コンフィギュレーション時間が短いことも特徴である。チップ全体の起動までの必要な時間は14ms(ロジックセル数が40Kの場合)で、競合品の1/12の時間で済む。起動時にはまずI/Oだけが立ち上がるという特徴もCrossLink-NXと同じで、3ms(ロジックセル数が40Kの場合)である(その11ms後にチップ全体が立ち上がる)。

コンフィギュレーション時間が短い
コンフィギュレーション時間が短い
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 Certus-NXは論理規模が異なる2製品からなる。ロジックセル数が17Kの「Certus-NX-17」と、同数が40Kの「Certus-NX-40」である。どちらもロジックセルに加えて、小規模SRAM、SRAMブロック、DSP(乗算器)、A-D変換器などを集積する。対応可能な外部インターフェースは1.5Gビット/秒のSGMII、1066Mビット/秒のDDR3、5Gビット/秒のPCI Express Gen2(Certus-NX-40のみ)。パッケージは121ボールcsfBGA(6mm×6mm)、196ボールcaBGA、256ボールcaBGAを用意する。現在、Certus-NX-40のサンプルを一部顧客に提供中である。

Certus-NXの2製品の主な仕様
Certus-NXの2製品の主な仕様
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