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 TDKは、鉄道信号機に向けた電源ユニット「RDS-Aシリーズ」を開発した(ニュースリリース)。「TDK-Lambda」ブランドで製品化する。30W出力品(2製品)と60W出力品(2製品)、100W出力品(1製品)、180W出力品(1製品)を用意した。量産はTDKラムダが担当する。30W出力品と60W出力品は2020年7月に、100W出力品と180W出力品は2020年10月に量産を始める予定である。同社従来品である「RDSシリーズ」と取り付け穴の位置や端子台の形状を同一にして互換性を確保した。このため「保守メンテナンスが用意であり、長期にわたって使ってもらえる」(同社)という。それと同時に、最新部品の採用や回路構成の最適化によって、変換効率を従来品に比べて最大で6ポイント改善し、放射電磁雑音(EMI)を低減した。鉄道信号関連機器や自動搬送装置、電力プラント制御機器などに向ける。

変換効率を最大6ポイント高めた鉄道信号機向け電源ユニット
変換効率を最大6ポイント高めた鉄道信号機向け電源ユニット
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 入力が直流(DC)で、出力が直流(DC)のスイッチング方式DC-DCコンバーターユニットである。入力電圧範囲は製品によって異なる。30W出力の「RDS30A-24」と、60W出力の「RDS60A-24」、100W出力の「RDS100A-24」、180W出力の「RDS180A-24」は+18〜32V。30W出力の「RDS30A-48」と60W出力の「RDS60A-48」は+36〜63Vである。出力電圧は+5V、+12V、+15V、+24Vから選べる。変換効率は、製品によって異なり、83〜86%である。

 鉄道信号関連機器に求められる耐振動・衝撃試験規格である「JIS E3014」と「JIS E3015 2-B」に準拠する。EMIについては、「EN55011」や「EN55032」、FCC、VCCIといった各規格のクラスBをクリアできる。安全規格は、「UL62368-1」「 CSA62368-1」「EN62368-1」を取得済みだ(100W出力品と180W出力品は申請中)。動作周囲温度範囲は−20〜+60℃(出力ディレーティングあり)。外形寸法は、30W出力品が38mm×95mm×130mm、60W出力品が43mm×95mm×160mm、100W出力品が60mm×95mm×220mm、180W出力品が80mm×95mm×220mmである。価格は明らかにしていない。