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 英INEOS Automotive(イネオス・オートモーティブ)は2020年6月30日、開発中のオフロード車「Grenadier」の外観写真を発表した。新しいプラットフォームでゼロから設計したモデルで、どんな厳しい環境にも耐えられる機能的で頑丈なオフロード車として、2021年後半の生産開始を目指している。

究極のオフロード車「Grenadier」の外観
究極のオフロード車「Grenadier」の外観
(写真:INEOS Automotive)
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 開発主体のイネオス・オートモーティブは、英国の大手化学メーカーINEOS Groupの子会社として2017年に設立された新興自動車メーカーである。INEOS Groupの会長で億万長者のJim Ratcliffe卿が、実用的で無駄がなく頑丈なオフロード車を求めていたことから、そのビジョンを実現するために開発がスタートした。世界で最も過酷な環境に耐えられ、高い実用性を持った高性能オフロード車を目指している。クルマは作業ツールであるという考え方をとり、様々なアクセサリーを用意する他、サードパーティーの既存キットを組み込むことも可能にするという。

設計・開発はMagna Steyr
設計・開発はMagna Steyr
Magna SteyrのHelmut Gasser副社長(右手前) と握手するINEOS AutomotiveのDirk Heilmann CEO(左手前)(写真:INEOS Automotive)
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 エンジニアリング面では、オーストリアのMagna Steyr(マグナ・シュタイア)が開発パートナーとなって支援しており、現在、プロトタイプを製作しテストを進めている。今回、デザインを明らかにしたことで、迷彩ラッピングやフェイクパネルを使用せずに公道で試験ができるようになり、車両開発の次の重要なフェーズである機能と耐久性の実証試験に集中するという。今後1年間で180万kmに及ぶ試験走行を予定している。