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 新製品では、メモリーを低容量化したことで、小型パッケージに封止できるようになった。1.5Mバイトフラッシュの既存製品では最小パッケージは4.47mm×4.27mmの150ボールWLBGAだったが、256Kバイトフラッシュの新製品では3.16mm×2.88mmの72ボールWLBGAが最小パッケージとなった。新製品のCPUコアは既存製品と同じく「Arm Coretx-M0+」(最大動作周波数は64MHz)。消費電力は低い。内蔵LDOを使った場合の動作時消費電流は25μA/MHz。同社の降圧型DC-DCコンバーターIC「ISL9123」を外付けすると、動作時消費電流は12μA/MHzと、半分以下にできるという。待機時消費電流は400nA。EEMBCのULPMark -CP(CoreProfile)のスコアは705である。

新製品の主な仕様
新製品の主な仕様
ルネサスの表
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 新製品にはCPUコアやメモリーに加えて、エナジーハーベスト制御回路(コンデンサー充電高速起動や2次電池充電保護が可能)、消費電流約4μAの14ビットA-D変換器、380nA(1.8V時)で駆動するRTC(Real Time Clock)などを集積する。電源電圧範囲は1.62~3.6Vで、1.62Vから最大64MHzの動作が可能である。パッケージは上述の72ボールWLBGAに加えて、56ピンQFN、64ピンLQFP、100ピンLQFPを用意する。現在サンプル出荷中で、量産出荷は2020年7月末を予定している。参考価格は、64ピンLQFP封止品「R7F0E01082CFM」を1万個一括購入した場合に3.33米ドル/個(税別)である。評価キットとして「EK-RE01 256KB」を20年8月から提供予定。

評価キットの「EK-RE01 256KB」
評価キットの「EK-RE01 256KB」
ルネサスのイメージ
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