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 韓国・現代自動車(Hyundai Motor)は2020年6月7日、燃料電池大型トラック「XCIENT」10台をスイスに向けて出荷したと発表した。XCIENTは世界で初めて量産化した燃料電池大型トラックだという。同社は2020年中に50台のXCIENTを出荷する予定で、9月から顧客企業への引き渡しを始める。さらに、2025年までに1600台の燃料電池トラックを出荷する計画だ。

燃料電池大型トラック「XCIENT」
燃料電池大型トラック「XCIENT」
連結車両総重量(GCWR)36t、車両重量は19t。(写真:Hyundai Motor)
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 XCIENTは、出力95kWの燃料電池スタックを二つ備えた、出力190kWの水素燃料電池システムを搭載する。35MPaの大型水素タンク7個を装備し、約30.09kgの水素を貯蔵できる。充填時間は8~20分ほど。1回の充填で航続距離は約400kmになる。山岳地帯を含むルートで輸送を担うユーザー企業の要件と、スイスの水素供給インフラ体制を考慮して開発したという。

スイスに向け出荷された最初の10台
スイスに向け出荷された最初の10台
2025年までに1600台を輸出する計画。(写真:Hyundai Motor)
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