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 ルネサス エレクトロニクスは2020年7月7日、ドイツContinental(コンチネンタル)が車両システム集中制御コンピューターにルネサスの車載用SoC(System on Chip)「R-Car M3」を採用したと発表した。

(写真:ルネサス エレクトロニクス)
(写真:ルネサス エレクトロニクス)
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 最近のクルマは安全運転支援システム(ADAS)の高度化が進み、危険回避や自動運転などさまざまな機能でクラウド接続が必要になってきた。また各種機能を連携させ、部品点数を減らすために、それぞれの機能が個別の制御ユニットを持つのではなく、高性能コンピューターで集中制御するようになってきた。

 Continentalの車両システム集中制御コンピューター(ボディーハイパフォーマンスコンピューター)は、車載コンピューティングプラットフォームとして、クラウドサービスに接続するための安全なゲートウェイ機能を持つ。これにより自動車メーカーは、車載ソフトウエアの無線アップデートが可能になり、1カ所で集中管理できる。

 R-Car M3は、仮想化機能を搭載しており、外部のクラウドサービスに接続するソフトウエアと車両を制御するソフトウエアを1チップ上で動作させることができる。さらにセキュアブートや、ドメインコントローラーとのイーサネット経由でのセキュアネットワーク通信など、ハードウエアセキュリティー機能も搭載する。高速ギガビットイーサネット通信にも対応しているため、大容量のソフトウエアを高速で更新できるほか、ADAS機能で使うセンサーのデータ量増加にも対応できるとする。