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 ソニーは同社の完全子会社を通じて、米Epic Gamesに2億5000万米ドル(267億5000万円、1米ドル=107円換算)を出資する。ソニーとEpic gamesが2020年7月9日(現地時間)に発表した。Epic Gamesは人気の対戦ゲーム「Fortnite(フォートナイト)」のほか、著名なゲーム制作ツール(ゲームエンジン)「Unreal Engine」シリーズを手掛ける企業として知られている。今回の出資を通じて、ソニーはEpic Gamesとの関係を強化する。

フォートナイトのニュースページのトップ画面
フォートナイトのニュースページのトップ画面
(画像:Epic Games)
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 両社の提携はゲーム分野だけでなく、他のデジタルエンターテイメント分野にも広げる。Epic Gamesの創業者でCEOのTim Sweeney氏は、「ゲームや映画、音楽を融合させた『リアルタイム3Dソーシャルエクスペリエンス』のビジョンをソニーと共有している」とコメントしている。新機軸のコンテンツを準備しているようだ。

 フォートナイトはゲーム機のほか、パソコンやスマートフォンなどでプレイできる。ユーザーアカウント数は既に3憶5000万を超えているという大ヒット作だ。Unreal Engineも著名で、ゲーム制作だけでなく、製造業や建築・建設などの分野でも利用されている。ソニーの新型ゲーム機「PlayStation(PS) 5」の発表イベントでは、次世代版の「Unreal Engine 5」のデモを同機で実施していた。Unreal Engine 5は2021年初頭にプレビュー版を、21年後半にフルリリースを予定している。

PS5上で実施していた「Unreal Engine 5」のデモ
PS5上で実施していた「Unreal Engine 5」のデモ
(画像:公式動画をキャプチャーしたもの)
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 Epic Gamesは1991年創業で、米ノースカロライナ州ケーリーに本社を構える。同社は世界中に35のオフィスを持ち、従業員数は2200人以上だという。2012年に中国Tencent(騰訊控股、テンセント)から3億3000万米ドルの出資を受けており、現在も主要な出資者とみられる。