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 メール配信システム大手のユミルリンクは2020年7月15日、同社のメール配信システムにWebサイト行動履歴に基づいてメールを送り分ける機能を追加した。特定Webページの訪問有無などに応じて、事前に設定した条件に応じたメールを自動的に配信できる。マーケティングオートメーション(MA)ツールにおけるメール配信機能の一部を安価に代替する狙い。

 メール配信システム「Cuenote FC」のクラウドサービス版に「Webトラッキング機能」と呼ぶオプション機能を追加し、同日に提供を始めた。オンプレミス版は対象外。Cuenote FCの利用企業数は約1500社、メール配信数は月間で約41億通に上る。

 新機能を使うには、行動履歴を記録したいWebページに指定のスクリプトを追加する。訪問の有無をメールの配信条件にする場合は、文面などを併せて設定する。メールの開封有無など他の行動履歴と組み合わせることもでき、1つのキャンペーン内で様々な条件を設定できる。

Webトラッキング機能を使ったメール配信の一例
Webトラッキング機能を使ったメール配信の一例
出典:ユミルリンク
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 Cuenote FCの利用料はクラウドサービス版が初期費用3万円から、月額費用は5000円から。新機能の追加費用は月額1万円から(いずれも税別)。いずれも契約プランに応じて料金が変動する。

 2020年5月と6月のCuenote FCに対する問い合わせ数は、昨年同月比で約1.5倍になった。新型コロナウイルスによる外出自粛で対面の営業活動が難しくなった企業の関心が高まったとみられる。新機能の導入目標について、マーケティング本部ゼネラルマネージャーを務める渡邉弘一取締役は「1年間で100社以上を目指す」とした。