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 村田製作所は、PMBusインターフェースを搭載した降圧型DC-DCコンバーターモジュールを2製品発売した(ニュースリリース)。同社のDC-DCコンバーターモジュール製品シリーズ「MonoBK(モノブロック)」に含まれるものだ。出力電流が最大24Aの「MYMGM1R824ELA5RA」と、最大16Aの「MYMGM1R816ELA5RA」を用意した。特徴は、PMBusインターフェースを搭載したことで各種パラメーターの設定や制御、監視が可能になったことだ。さらに同社従来品に比べて、出力電力密度を20%高めた。FPGAやASICなどのデジタルICに電力を供給するPOL(Point Of Load)コンバーターに向ける。

PMBusインターフェースを搭載した降圧型DC-DCコンバーターモジュール
PMBusインターフェースを搭載した降圧型DC-DCコンバーターモジュール
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 2製品どちらもパッケージは表面実装型で、外形寸法は9.0mm×10.5mm×5.0mmである。この中にDC-DCコンバーター制御回路やスイッチング素子、インダクターなどを収めた。外付けが必要な電子部品は入力コンデンサーと出力コンデンサーだけである。このため、「POLコンバーター全体の実装面積を小さくできる」(同社)という。

 発売した2製品の特性は以下の通り。入力電圧範囲は+7.5〜15V。+9Vや+12Vなどの中間バス電圧(入力電源レール)に対応する。出力電圧は+0.7〜1.8Vの範囲において、PMBusインターフェースを介してユーザーが設定できる。出力電圧の誤差は±1%(最大値)と小さい。ラインレギュレーション(入力電圧変動)特性とロードレギュレーション(負荷変動)特性はどちらも±0.5%である。同社によると、「FPGA用POLコンバーターに求められる高速な負荷過渡応答特性を実現した」という。スイッチング周波数は400kHzに設定した。変換効率はピーク値で94%である。

 過電流保護機能やイネーブル制御機能などを搭載した。動作温度範囲は−40〜+105℃。2製品どちらも、すでに量産を始めている。価格は明らかにしていない。