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 三菱UFJ銀行は2020年7月22日、米Ripcord(リップコード)の書類スキャンロボットの導入を発表した。従来紙で管理していた書類を、人工知能(AI)技術を使ったロボットによってスキャンし、場所にとらわれない業務環境の確立を目指す。同行の国内拠点にロボットを配置し、2021年上期よりスキャンを開始する予定だ。

 同行は印鑑票という顧客の印影や個人情報を記載した書類を取引に利用する。3億ページ以上の印鑑票を複数の倉庫に保管し、必要に応じて専用端末から参照している。しかしホチキス留めされた関連書類などの電子化は進んでおらず、事務処理の効率が悪かった。Ripcordのロボットによって、ホチキス留めされた書類の取り外しを含め、印鑑票を人手の介入なしに電子化する。

 RipcordはロボットやAI技術を活用した紙文書の電子化などを事業とするスタートアップ企業だ。AIを利用しホチキスを自動で外す機能やOCR(光学的文字認識)で読み取った情報のインデックス化技術を特徴とする。