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 米国のCS(顧客満足度)に関する調査会社、J.D.パワー(J. D. Power)は2020年7月15日、「2020年自動車ブランドロイヤルティー調査(2020 US Automotive Brand Loyalty Study)」の結果を発表した。その結果、量販車ブランドではSubaruが1位、高級車ブランドではLexusが1位となった。

量販車部門ランキング
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日本車3銘柄がトップを独占(図:J. D. Power)
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 自動車ブランドロイヤルティー調査(ブランド別継続利用率調査)は、自動車を購入もしくはリースで乗り換えたユーザーを対象に、前車と新車のブランドを調査し、同じブランドだったユーザーの割合を算出したもの。Power Information Networkのデータを使って、2019年6月~2020年5月までの取引データに基づき、すべての年式を含む。

 量販車ではSubaru、Toyota、Hondaの日本車3ブランドが上位を独占した。Subaruのロイヤルティー率は60.5%で、2位となったToyota(60.3%)を僅差で抑えた。Subaruは総合でも1位でとなった。一方、高級車ブランドで1位に入ったLexusだが、ロイヤルティー率は48.0%とあまり高くなく、総合では8位になる。量販車ブランドのSubaru、Toyota、Honda(58.7%)、RAM(57.3%)、Ford(54.3%)、Kia(51.3%)、Chevrolet(49.1%)が、Lexusより上位にランクインした。

高級車部門ランキング
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量販車に比べると上位のロイヤルティー率が低い(図:J. D. Power)
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 ロイヤルティーは、自動車を購入・リースをした時の販売店での経験から、故障率や運転感覚に至るまで様々な要素で決められる。自動車メーカーは、新型コロナウイルス感染症が流行してから顧客維持に集中し、顧客に支払い猶予や減額など様々な支払いプランを提供している。J.D.パワーは「多くの人が経済的に不確実な時期に、こうした財政的支援を実行することでブランドに対する信頼が強化されれば、将来の乗り換え時のブランドロイヤルティー向上につながるだろう」と分析している。