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 欧米FCA(Fiat Chrysler Automobiles)と米Waymo(ウェイモ)は2020年7月22日、自動運転技術の提携を拡大すると発表した。Waymoは、米Google(グーグル)が開発してきた自動運転技術を商用化する目的で、親会社の米Alphabet(アルファベット)が2016年12月に設立した企業(関連記事)。両社は、クラス1~3の小型商用車を自動運転化するため、4年前から連携してきた。

小型商用車「Ram ProMaster」
小型商用車「Ram ProMaster」
レベル4の自動運転技術「Waymo Driver」を組み込み商業利用目指す。(写真:Fiat Chrysler Automobiles)
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 今回、開発を発表した小型商用車は、自動運転輸送サービス「Waymo Via」を含む商業配送ユーザーの物品移動用となる。両社は、小型商用車「Ram ProMaster」にレベル4の自動運転技術「Waymo Driver」を組み込み、商業ユーザーのニーズに対応することを目指す。

ミニバン「Chrysler Pacifica Hybrid」
ミニバン「Chrysler Pacifica Hybrid」
Waymo Driverを搭載して自動運転配車サービス「Waymo One」を試験中。(写真:Fiat Chrysler Automobiles)
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 両社は現在、Waymo Driverをミニバン「Chrysler Pacifica Hybrid」に搭載し、アリゾナ州で自動運転配車サービス「Waymo One」の試験に使っている。今後、FCAはWaymoをレベル4の自動運転技術の独占的かつ戦略的なパートナーとする。これにより、Waymoは将来的にFCAの全モデルラインアップにWaymo Driverを搭載し、個人の移動、配車サービス、輸送サービスなどに対応できる自動運転車を揃える計画だ。