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 NHKは2020年7月27日、VR・AR技術を活用して、別の場所にいる人とあたかも同じ空間でコンテンツを視聴しているように感じることができる空間共有コンテンツ視聴システムを開発したと発表した。開発は、NHK内部の研究機関であるNHK放送技術研究所が担当した。

 同システムでは、例えばヘッドマウントディスプレーで視聴している水族館のVR映像に、遠隔地にいる友人の3次元映像を合成することができる。これにより、遠隔地にいる友人が自分の隣に座っているように感じながら、水族館のVR映像を楽しめる。

 同様に自分の3次元映像も友人に伝送できるため、お互いに会話や身ぶり手ぶりを交えたコミュニケーションをとりながら、同じコンテンツを視聴できる。さらにコンテンツの出演者の3次元映像を合成し、それを遠隔地にいる友人と視聴することもできる。

出演者の3次元映像を友人と一緒に視聴するイメージ
出演者の3次元映像を友人と一緒に視聴するイメージ
(発表資料から)
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 NHKは今後、同システムを使って離れた場所で一緒に同じコンテンツを視聴する場合のコミュニケーションを支援する技術などの研究開発を進め、新しい視聴スタイルの実現を目指す。