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 ソフトバンクがオンライン健康医療相談サービスに新規参入する。同社のグループ会社であるヘルスケアテクノロジーズ(東京・港)は2020年7月29日、オンライン健康医療相談サービス「HELPO(ヘルポ)」を開始した。利用者はスマートフォンのアプリを通じて、オンライン健康医療相談や病院の検索、一般用医薬品などを購入できる。まずは、会社員や自治体職員らの福利厚生のサービスとして、法人や自治体などを対象にHELPOを展開する。

ヘルスケアテクノロジーズが提供する「HELPO」
ヘルスケアテクノロジーズが提供する「HELPO」
(出所:ソフトバンク)
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 HELPOのオンライン健康医療相談では、ヘルスケアテクノロジーズに所属する医師や看護師、薬剤師がチャット形式で利用者からの相談に24時間365日対応する。健康医療相談では、診断や薬の処方は実施しない。

 医療機関の受診が必要な場合は、利用者がアプリを使って近隣の病院を検索できるようにした。診療科で検索する他に、オンライン診療や夜間診療に対応しているか、女性医師が在籍しているか、クレジットカードに対応しているか、などの条件を設定して検索することも可能。将来的にヘルスケアテクノロジーズは、医療機関向けのオンライン診療の支援ツールや、来院の予約機能をアプリに実装していく方針だという。

 またヘルスケアテクノロジーズはドラッグストアと提携しており、利用者はHELPOのアプリ内の「ヘルスモール」で、一般用医薬品や健康食品、化粧品、日用品などを購入できる。まずは東京23区内を対象に商品の配送も始める。午後5時までの注文であれば当日中に配送する物流体制を整える。ソフトバンクは2019年9月に、ITを活用した荷主と配送ドライバーのマッチングサービスなどを手掛けるCBcloud(東京・千代田)と業務提携しており、迅速な物流に向けて技術を応用していく考え。

 ソフトバンクは2019年7月に実施した法人向けイベント「SoftBank World 2019」で、オンライン健康医療相談に参入することを公表し、準備を進めてきた。2020年に入ってから、新型コロナウイルス感染症が拡大し、オンライン健康医療相談やオンライン診療の需要が増加。各社が参入を始めており、サービスが増えている状況だ。