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 LINEは2020年7月29日、法人向けカンファレンス「LINE AI DAY」をオンラインで開き、同社の人工知能(AI)技術や今後の展望について講演した。パートナー企業の出前館なども登壇した。

 LINEの舛田淳取締役CSMO(マーケティング最高責任者)は「DX(デジタルトランスフォーメーション)はあくまで手段であり、その先で、顧客の体験価値をどのように高めていくかが重要だ」と話す。加えて、企業のDXにはAIとデータが不可欠であるとした。

 LINEは同日、スマートスピーカーを製造・販売したり法人向けにプロダクトとして提供したりする「LINE Clova」の事業と、企業にAIの要素技術を提供する「LINE BRAIN」の事業を統合し、「LINE CLOVA」という1つのブランドでAIサービスを展開すると発表した。

 LINEのAIカンパニーのカンパニーCEO(カンパニー責任者)を務める砂金信一郎執行役員はAIのビジョンについて話し、「あえて簡易な表現をするが、LINEは『人にやさしいAI』を提供したい。人の仕事を奪ったり効率化を追求したりするのではなく、人に寄り添って面倒なことを肩代わりしてくれるイメージだ」とした。

 出前館は新型コロナウイルスの感染拡大でデリバリー需要が増えた影響で、加盟店やユーザー数が急増しているという。同社の藤井英雄社長兼CEOは「飲食店の経営者は店舗のデジタル化に課題を感じている」と話す。飲食店の予約やキャンセル、店舗の場所に関する問い合わせやデリバリーの注文、タブレットでの注文管理など、店舗の従業員の作業が煩雑になっている。AIによる音声応対サービスである「LINE AiCall」の実証や導入を検討しているとした。