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 米Diodesは、デュアル構成(2回路入り)のオペアンプICの新製品「AS2333」を発売した(ニュースリリース)。入力オフセット電圧が8μV(標準値)で、その温度ドリフトが0.02μV/℃(標準値)と、どちらも小さく、いわゆる「ゼロドリフトアンプ」である。チョッパー安定化回路を採用することで、入力オフセット電圧とその温度ドリフトを極めて低く抑えられたという。センサー向けシグナルコンディショニング(信号調整)回路や、低電圧の電流検出回路などに向ける。具体的な応用先は、携帯型計測器や、医療用電子機器、トランスデューサー、化学物質検出器などである。

入力オフセット電圧が8μVで、その温度ドリフトが0.02μV/℃と小さいデュアル構成のオペアンプIC
入力オフセット電圧が8μVで、その温度ドリフトが0.02μV/℃と小さいデュアル構成のオペアンプIC
Diodesのイメージ
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 CMOS技術で製造した。+1.8〜5.5Vの単一電源で動作するほか、±0.9V〜±2.75Vの二電源でも動作する。入力バイアス電流は±70pA(標準値)。入力オフセット電流は±140pA(標準値)。電源電圧変動除去比(PSRR)は1μV/V(標準値)。コモンモード電圧除去比(CMRR)は106dB(最小値)を確保した。入力換算雑音電圧は、0.1〜10Hzにおいて1.1μVPP