PR

 米Appleは2020年8月4日(現地時間)、27型ディスプレーを備えたパソコン「iMac」の新製品を発表し、販売を始めた。前世代に比べて処理性能を高めたり、全モデルでSSDを採用したりした。例えばプロセッサーには、米Intel(インテル)の第10世代品を新たに搭載した。同社は今後、Macシリーズに搭載するプロセッサーを、Intel製から自社製の「Apple Silicon」に置き換える。最初のApple Silicon製品は20年末としている。

27型「iMac」新製品
27型「iMac」新製品
[画像のクリックで拡大表示]

 GPUも、前世代に比べて高性能な製品を載せた。米AMDの「Radeon Pro 5000」シリーズを採用した。メモリーは標準で8Gバイトだが、最大で128Gバイトまでオプションで選択できる。

 ストレージに関しては、27型iMacの全ラインアップでSSDを標準搭載。オプションで最大8TバイトのSSDを選択できる。この容量は、前世代の4倍である。今回の27型iMacの新製品の発売と共に、21.5型iMacでも全ラインアップでSSDを標準搭載することになった。

 SSDやオーディオの各コントローラー、画像信号処理などの機能を備えた「T2 Security」チップを新たに搭載した。同チップにより、SSDにデータをセキュアに保存できる。セキュアブートが可能になり、起動プロセス時にロードされるソフトウエアが不正に書き換えられていないかどうかをチェックできる。加えて、同チップはスピーカーと連携して音を調整する。

 T2チップの採用で、新たに1080pのカメラを搭載できるようになったという。加えて3つのマイクアレーを搭載した。在宅勤務や遠隔授業で効果を発揮しそうだ。価格は、米国で1799米ドルから、日本では19万4800円(税別)からである。