PR

 ドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン)は2020年8月4日、ガーナ共和国の首都アクラに車両組立工場を正式に開設したと発表した。サハラ砂漠以南のアフリカで、南アフリカ、ケニア、ナイジェリア、ルワンダに続き5番目の工場となる。

ガーナのAlan Kyerematen通商産業大臣による工場視察
ガーナのAlan Kyerematen通商産業大臣による工場視察
(写真:ガーナ通商産業省)
[画像のクリックで拡大表示]

 2005年からガーナでVWモデルの正規販売代理店を務めるUniversal Motors Limited(ユニバーサル・モーターズ)が、工場開設プロジェクトの初期段階で組立生産契約を獲得した。新工場では、セミノックダウン(SKD)キットを使用して、「Tiguan」「Teramont」「Passat」「Polo」「Amarok」を組み立てる。年間生産能力は5000台。

 車両組立工場は、約2年前にガーナ政府がVolkswagenと交わした覚書(MoU)を基に、政府の自動車開発政策「Ghana Automotive Development Policy(GADP)」により実現したもの。人口が約3000万人のガーナでの車両組立工場の開設は第1段階の初期投資であり、Volkswagenは今後もガーナの自動車産業の開発を支援するという。

 Volkswagenは同時にガーナの現地子会社としてVolkswagen Ghanaの設立を発表した。Volkswagen GhanaはSKDキットと完成車の輸入を統括する。Volkswagenは、成長戦略「TRANSFORM 2025+」の一環として、地域ごとに強化するため新興市場に注力している。現在のアフリカ自動車市場は小規模だが、今後サハラ砂漠以南の地域は成長市場になる可能性があると見ている。