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 富士通子会社でデジタル変革(DX)コンサルティングを手がけるRidgelinez(リッジラインズ)の今井俊哉社長は2020年8月6日、同社主催のオンラインイベント「TRANSFORMATION SUMMIT 2020」の基調講演に登壇し「DXといっても、変革を実行するのはあくまで人だ。人は変革の必然性を感じない限り行動にはつながらない」と述べた。

Ridgelinez(リッジラインズ)の今井俊哉社長
Ridgelinez(リッジラインズ)の今井俊哉社長
(出所:Ridgelinez)
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 今井社長は、変革の必然性を組織内部に示すうえで、客観的なデータの意義を語った。「多くの構成員にとって変革は、やりたいことではなくやらされること。口で『やれ』と言うだけでは、ミドルマネジメント層の人によって言うことが変わって、組織が混乱しがちだ。それを防ぐには、客観的なデータを活用したデータ駆動型経営が重要だ」(今井社長)。

 今回のイベントは、同社が2020年4月に事業を始めてから最初の対外イベントであり、同社の姿勢に注目が集まった。参加者からは「富士通の傘下にあって中立性を保てるのか」という質問が出た。これに対し今井社長は「富士通の時田隆仁社長からは、クライアントファースト(顧客第一)に徹してほしいと言われている。富士通が親しい会社であることは確かだが、顧客へのサービス提供という観点では一線を引いて判断しなければならない。富士通のツールが良ければ使うし、例えばAmazon Web Services(AWS)のクラウドツールが最適ならばそれを使った提案をする」と答えた。