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 ヤフーは2020年8月6日、Yahoo! JAPAN IDの登録情報システムに不具合が発生し、最大約39万件のIDにおいて他人の登録情報が誤って反映されたことを明らかにした。情報の内容は氏名や住所、電話番号などで、メールアドレスとクレジットカード情報は含まれない。ヤフーでは「多大なるご迷惑およびご心配をおかけしますことを、深くおわび申し上げます」と謝罪した。

 不具合は2020年8月4日午後8時にID保有者の問い合わせで発覚した。この不具合を引き起こしたのはヤフーが7月29日に行った登録情報システムの更新作業だった。これにより、7月29日午後2時6分から8月4日午後11時50分までの間に利用者が登録情報の修正をした場合に、自身の情報として反映されず、他人の登録情報が更新されてしまう事象が一部で発生した。

 場合によっては他人の登録情報が見えてしまうことや、これらの情報を基に商品やサービスを購入した場合、他人に商品やサービスが届いた可能性がある。「注文した商品が届かない、または注文していない商品が届いたという問い合わせがきている」(ヤフー広報)という。

 ヤフーでは8月4日午後11時にシステムを前のバージョンに戻して不具合を解消。その後8月6日午前8時までに誤って登録された情報の削除を完了したとしている。現在、登録情報が上書きされた人にメールで連絡するとともに、削除された情報の再登録をお願いしている。また、自身が対象のIDかどうかを判別するツールをヤフーのサイトで公開する。