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 NTTデータは2020年8月7日、2021年3月期の連結業績見通し(国際会計基準)を発表した。売上高は前期比4.3%減の2兆1700億円を見込む。見込み通りとなれば、設立以来の増収が32期目にして途切れることになる。同社は2020年5月14日に2020年3月期の業績を発表した際、2021年3月期の連結業績予想を公表しなかった。

 今期に減収を見込む理由として、同社は新型コロナウイルス感染症拡大による景況感の悪化を挙げた。特に国内外の一般法人向けビジネスでIT投資が抑制傾向にあるという。配当は前期と同額を見込む。「リーマン・ショックのときとはITの役割が異なり、ITで新しいビジネスを生み出す時代となった。企業もITやデジタルを生かして事業を回復させていくと考えており、当社のノウハウを生かして社会に貢献したい」。本間洋社長は現状認識の厳しさを踏まえ、意気込みをこう話した。

 同社が同日発表した2020年4~6月期連結業績(国際会計基準)は、売上高が前年同期比0.7%増の5309億円で、営業利益は前年同期比10.6%減の267億円の増収減益だった。