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 米Facebook(フェイスブック)は2020年8月14日(現地時間)、同社SNS「Facebook」内で有料イベントを実施する機能を搭載したと明らかにした。Facebookページを持つオーナーは、自分で価格を設定してオンラインイベントを開催し、料金を徴収できる。同社はコロナ禍で経営悪化に苦しんでいる個人事業主や中小企業などの事業者を支援するため、少なくとも現在から21年中は手数料を徴収しない予定だという。

オンラインイベントの画面イメージ
オンラインイベントの画面イメージ
(出典:Facebook)
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 iOSやAndroidの端末上のアプリストアの場合、アプリの購入とアプリ内購入に対して30%の販売手数料が課される。そのためイベント売り上げのすべては個人事業主や中小企業などスモールビジネスの事業者側に渡らない。そこで、Facebookは米Appleと米Googleに対し、手数料を免除するか、手数料が発生しないFacebookの決済サービス「Facebook Pay」の利用を認可するように申請したという。

 ところがAppleはそれを却下したとして、Facebookのアプリ責任者であるFidji Simo氏(Vice President, Head of Facebook App)が公式ブログ内で異議を唱えた。Appleのアプリ課金手数料に関しては、前日(13日)に人気ゲーム「フォートナイト」を手掛ける米Epic Gamesが異議を申し立てたばかり。それだけに、Appleの対応に注目が集まっている。

 一方でWebサイト内、あるいはAndroid端末のFacebook Payを通じて視聴者がイベント料金を支払った場合、スモールビジネス事業者が売り上げの100%を得られるという。有料イベントの開催方法や収益を上げる方法などの詳細について、20年8月18日(現地時間)にオンラインイベントで説明する予定である。

有料イベントの支払い画面。左がiOS端末で、右がAndroid端末。iOS端末ではAppleが30%の手数料を徴収することが明記されている
有料イベントの支払い画面。左がiOS端末で、右がAndroid端末。iOS端末ではAppleが30%の手数料を徴収することが明記されている
(出典:Facebook)
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