トヨタ自動車は2020年8月18日、米Amazon Web Services(AWS、アマゾン・ウェブ・サービス)とグローバルで業務提携を拡大したと発表した。AWSのクラウドサービスを活用し、「コネクテッドカー(つながる車)」などから収集した各種データを迅速に分析できる体制を整える。

 両社は2017年に包括提携していたが、今回、提携の適用範囲を拡大した。トヨタによると、2019年半ばから提携拡大に向けてAWSと検討を始め、2020年1月に合意していたが、新型コロナウイルスの感染拡大などを踏まえ、公表を見送っていたという。

 トヨタの友山茂樹執行役員は「今回のAWSとの提携拡大により、ビッグデータ基盤を強化していくことは、CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)時代の大きな強みとなる」とコメントしている。

 トヨタは2011年に米Microsoft(マイクロソフト)とも提携しており、同社のクラウドサービスである「Azure」を活用してきた。マイクロソフトはトヨタ子会社のトヨタコネクティッドに出資もしている。今後も「AWSとマイクロソフトのクラウドの強みを生かして、適材適所で活用していく」(トヨタ広報)としている。