無線通信技術ベンチャーのPicoCELA(ピコセラ)は2020年8月18日、同日までに清水建設、双日、日本郵政キャピタル、岡三キャピタルパートナーズの4社から第三者割当増資などで資金を調達したと発表した。調達額は非公開。

 同社はケーブル不要で無線LAN(Wi-Fi)環境を構築できる無線マルチホップ方式の通信技術を提供する。オフィス内に通信機を置くだけでWi-Fi環境を整備できる機器レンタルサービス「ケーブルいらず」を展開するほか、スキー場など配線しづらい場所でのWi-Fi環境構築に強みを持つ。

 4社のうち清水建設は社外のベンチャー企業との協業を通じたオープンイノベーション推進のために設定した上限100億円の出資枠の第1号案件として、PicoCELAに出資した。同社との協業による技術開発を通じて工事現場の通信環境を整備し、現場でのIT活用を高度化させる方針だ。